今年度、ぎんなん学習(学活)では、45分間の1単位時間で「話合い」「試行実践」「振り返り」を行い、活動をよりよく変革していこうとする学級活動⑴、モジュール学活⑴について研究しています。

 2年星組では、イベント係からの提案で、「2星とくぎはっぴょう会」を行うことになりました。
実際の話合いでは、どんなふうに発表会を行うかを話し合った際、「やってみないと分からないから、一度この案で決めておいて振り返って考えてみよう」ということになり、試行実践に移りました。お試し後の子どもたちから、「やってみると思った以上に提案理由に合わないから、別の案を考えたほうがいい」という発言があり、「友達の特技(よさ)をみんなで教え合ったり挑戦し合ったりしたい」という目的を達成しようという主体的な子どもの姿が見られました。結局、その後の話合いで、教え合ったり友達の特技に挑戦したりする時間を取ることに決まりました。
 本番の発表会は、互いの特技を真剣に見合うとともに、笑顔で教え合う姿が随所で見られ、最後まで提案理由に基づいて活動することができました。本議題を通して、「見えない部分を『試し』で見詰め、改善を図ることの有効性」を感じました。

 研究大会でも、集団活動をよりよく変革していく学級活動⑴の在り方について探究していきたいと思います。