「卒業プロジェクト」で感謝の気持ちを届けるにはどうすればよいかを話し合う中で、校舎の掃除をすることを考えている時に「窓の数はどれぐらいあるのか」「レンガの数はどれぐらいあるのか」という疑問が生まれました。すべてを一つ一つ数えていくのは大変。正確には求められませんが、算数で学んだことを使っておよその数を推定していきました。

第1時は、附属小の窓の数を推定しました。1つの教室にある窓の数を手掛かりに教室の数から全体の数を考え、約1900個と推定しました。実際には全員で協力して数えてみると、約1,600個の窓がありました。推定はまずまずといったところでしょうか。始めに予想した数よりもかなり多い窓の数に驚いていました。

第2時は、中庭のレンガの数を推定しました。レンガ一つ分は靴を生かして大きさを考え、レンガの部分の面積を自分の歩幅から調べていきました。子どもたちの推定では、約1万個~2万個。大きな幅はありましたが、自分たちの予想よりもかなり多いことが分かりました。

フェルミ推定を使って附属小の知らなかったことが少しずつ分かってきました。他にはどんなことが解決できるでしょうか。乞うご期待。