2月2日の愛媛教育研究大会では、多くの方にご参会いただき、ありがとうございました。
2年星組「なーるほど THE 物語世界(ワールド)」
「スイミー」の場面の移り変わりや言葉そのものにこだわって、主題に迫ろうと、子どもたちが学習計画を立て進めてきました。研究大会当日の公開授業を通して、「スイミーは、今まで自分は黒であることが嫌だと思っていたけれど、役に立てると思えたことがうれしくなって『ぼくが目になろう』と言った」「なるほど!なるほど!と思いながら学習したので、(読み取る力が)パワーアップした」「スイミーになりきって、気持ちを深堀りできた」など、自分の学びや学び方を認識することにつながりました。
3年星組「深い読みから自己と対話するー成長とはー」
成長とは何か。研究大会の後、3年星組の子どもたちは物語文『ケチ六』を読みこんで六助の成長を捉え、成長とはどういうことなのかをまとめました。また、次の単元につながるよう、この単元の学習の進め方、学び方についても丁寧に振り返りました。
5年花組「物語の世界を広げようー比べ読みを通してー」
研究大会での学習を通して、「信頼」をキーワードにして主題について考えました。「立場が違っても、信じ合うことができる」「信頼関係を築くことの難しさ」「相手を信じる純粋な心」など一人一人が宮沢賢治さんからのメッセージを受け止めました。また、学習の振り返りでは、「幻想的な情景とリズミカルな表現を楽しみながら学習が進められた。」「比べ読みでは、設定や山場、結末などに注目して読み、前回の単元よりも考えを深めることができた。」「みんなで計画を立てて読み進める中で疑問を解決し、主題に迫ることができた」など、物語や学び方のよさを感じていました。
まだまだ課題はありますが、これからも、子どもが創る「探究的な学び」をデザインすることができるように、研究を進めて参ります。今後とも、ご指導のほどよろしくお願いします。